ぶなの森に真っ赤なタマゴ
自然界のなかで、こんなにも赤く、きれいな卵型、真綿を下にまとい、大切なものを守っているように
見える。
雨上がりのせいか、全体が薄い透明な素材でコーティングされているようでもあり、
ブナ林のなかの弱い光をも鮮やかに跳ね返しながらその存在感を強くアピールしている。
なぜ、こんなにも鮮やかな赤でなければならないのか?なぜ赤と白でなければならないのか?
外敵から身を守るためだとすれば、もっとその数が多くていいと思うのであるがいつも単独である。
足元の自然にちょっと目を向けてみるのも面白い。
今度会えるのはいつのことやら?(撮影日、8月20日午前11時)タマゴタケ(テングタケ科)
現在(8月21日11時)気温22度、微風、くもり時々雨。